厚生労働省 
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この病気を持ちながらたくさんの方が就業しておられます。

統合失調症だから就業できないということはありません。

しかし、二つのことが就業の障害になることがあります。

ひとつは統合失調症の影響で働く能力が落ちている場合です。

その場に居ない人の声が聞こえるとか、誰かに操られるといった

陽性症状が活発だったり、意欲低下が著しくて、とても疲れやすいなどの

陰性症状が強かったり、仕事の指示が頭に入らずミスが多い、

対人関係が負担になりやすいといったことがあると就業が難しい場合があります。

その場合はまだ治療に専念する必要があるかもしれません。

しかし、症状があっても短時間労働であれば勤まるかもしれません。

もうひとつの障害は、周囲の差別や偏見です。

上司や人事担当者に統合失調症に対する理解がなくて、

病気を理由に差別されることがあります。

現状ではそうした危険性があるので、上司や人事担当者に病名を伝えるのは慎重さが要ります。