一般的な質問事例

 最後に、気持ちを張りつめ続けている応募者の心を察して、

労をねぎらう言葉が欲しいものです。

 ○いろいろ聞かせていただきありがとうございました。それでは、これで終わります。

 ○採否の結果は、△日までに文書で連絡します。御苦労さまでした。

 

 以上は、あくまで一例にすぎません。

面接に際しては、事前に面接で判断する項目・基準を明らかにして、応募者の適性や能力を

十分引き出すことができるよう配慮し、企業に合ったよりよい質問項目を設定してください。

 
なお、基本的な質問項目を設定していても、実際の面接の場で派生的に出される質問の

なかには、差別につながるおそれのある質問がなされることがありますので注意が必要です。

 また、企業の方から質問しないのに、応募者の方から「家族の職業」、「家族の状況」などに

ついて話し出すケースがあります。

このような時には、応募者本人の適性と能力を見る場であるという面接の趣旨を説明し、

これらのことについては、話さないように指導するなど、十分に配慮して面接を行ってください。

 従事する職務の内容、残業の有無、勤務形態、転勤、賃金等労働条件を説明し、

応募者に労働条件の確認等をさせる質問例

 ○1か月に△時間位残業がありますが、よろしいですか。

 ○1か月に△日位出張がありますが、よろしいですか。

 ○都内・都外の営業所へ転勤することがありますが、よろしいですか。

 ○当社は3交替制の勤務ですが、通勤の関係はどうですか。

 ○ こちらから質問することは以上ですが、何か質問または

当社に入社された場合、希望、条件などありますか。

 
 応募者の適性と能力を判定するための質問ですが、企業の特質、採用職種などを

考慮して定めてください。

 ○当社の第一印象は、どうでしたか。

 ○あなたが、当社へ就職を希望されたのは、どんな理由からですか。

 ○応募に際し、当社のことを調べてみましたか。

 ○当社は、どのようなものを製造(生産)しているか知っていますか。

 ○当社に対し、どんな感じ(イメージ)をもっていますか。

 ○自分の得意とする学科(科目)は、何ですか。

 ○自分のセールスポイントは、どんなところだと思いますか。

 ○初対面の人の顔を覚えるのは、得意な方ですか。それとも苦手ですか。

 ○ 企業等を訪問し、契約を取ったり、品物を販売するような場合、初めての人と

話をすることが苦になりませんか。

 ○仕事は、立って(座って)することが多くなりますが、大丈夫ですか。

 ○あなたは、健康について常日頃から心がけていることはありますか。

 ○ 何か特技・資格がありますか。

(特技・資格がある場合は、種類、習得(取得)時期などについて質問する。)

 ○仕事の関係で車を運転することがありますが、どの位のキャリアがありますか。

 ○どんな仕事をしてみたいと思いますか。その理由は何ですか。

 ○過去にお勤めしていたようですが、どのようなお仕事をしていたのですか。

 

専門的職業、技能工等を採用する場合には、このほかに、その職務についての専門的な知識

等についての質問項目を設定してください。

 面接時における質問は、応募者が新規学校卒業者の場合とそれ以外の場合、

個別面接と集団面接の場合、その他事業内容、職務の内容等で変わってきます。

 面接に当たり、応募者の緊張感をほぐすため、応募者が答えやすい身近な質問から始めます。

いわば、ウォーミングアップとしてとらえるものです。

 ○お待たせしました。どうぞ(いすに)掛けてください。お名前は、○○さんですね。

 ○今日は、何時頃に起きられたのですか。

 ○昨晩は、よく眠れましたか。

 ○待っている間、どんな気持ちでしたか。

 ○筆記試験は、難しかったですか。